1.かばんの種類を決める。
トート、ボディバッグ、ショルダー、ボストンなど。
かばんを使う場面や使う人の雰囲気をイメージしながら種類を決めていきます。
bagの基礎デザインがいろいろ載っている便利なデザインブックです。
2.革の選定。
沢山の種類の中からデザイン、用途、使い心地を考えて一番ふさわしい革を選びます。
同じ種類の革でも日焼け具合やシボ(しわ模様)の表情がそれぞれ違います。
一枚一枚じっくり見たり、革屋の人と相談したりしながら。
3.デザインを考える。
マチの広さ、ポケットの場所、曲線の感じ、持ち手かたち。
つかう金具、留め具の形などの細かなところまでスケッチブックにデザインします。
4.型紙づくり。
CADを使ってつくります。
マチ部分や曲線は細かい計算をしながら美しく仕上がるように描いていきます。
5.型紙写し。
銀ペンという革用の筆記用具を使って型紙に沿って線を書いていきます。
1mmのずれも出ないよう慎重に、集中して作業をします。
6.革の下準備
革の表面にオイルを馴染ませます。
裁断前にコーティングすることで作業中に汚れがつくことを防いでいます。
7.裁断
カッターで丁寧に裁断していきます。
ひと思いにスパッと切ります。
8.縫製
工業用ミシンを使って、作ったパーツをつけていきます。
手元の微妙な加減で足元で速さを調整しながらひと縫いひと縫いまっすぐ縫っていきます。
少しのがたつきもないよう
9.切り口の処理
トコノールを塗りつけながら磨いていきます。
完成!
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